安心・安全は当然のこと。
より美味しいお米に育てるには何を改善すれば良いのか。寝ても覚めても、研究者のごとく、考える。職人のごとく、手間ひまをかける。
そんな作り手によって磨き上げられるその米、実際に食べて「美味しい」と感じる官能審査によるお米のコンテストで、何度も日本一の称号を受けている。
大粒だから生み出せる食感、冷めてなお美味しく、口に含んだ瞬間から、喉越しの余韻まで、一切の隙無し。
舌の記憶に刻まれ、蘇る味。
岐阜県・飛騨育ちの、いのちの壱 “銀の朏”。
「銀」とは、美なる白米。美しい白を指す「銀」。磨き上げられた、美しい米粒の象徴。
「月」が「出」ると書いて 「朏(みかづき)」。これは三日月の別名ですが、“朏”(ひ)とは、はじめてとばりを開いて姿を出す、というのが原意であり、月の姿がはじめて見え出たことを表しています。
「出る」は、「山山」の連なり。
美しい山々に浮かぶ一番最初の三日月のように、飛騨の大地から生まれた、いのちの壱。今、ふたたびのはじまりに、ここだけの、ここにしかない自然のいのちを味わうお米です。
銀の朏は、2000年9月に岐阜県下呂市でコシヒカリの中から発見された“いのちの壱”という品種のお米です。
食用米において日本一大きな粒(コシヒカリの約1.5倍)、輝くツヤとモチモチの食感が特徴で、炊きあがりはもちろん、冷めてなお、その魅力を発揮します。
「いのちの壱」は発見者が中心となって、「龍の瞳」というブランド名で発売され、人気の高まりとともに生産地を広げていきました。「いのちの壱」の特性をより活かすため、生産地や品質にこだわった農家が、新たに生産グループ「合同会社まん丸屋」を設立。
岐阜県飛騨 及び その周辺地域の中山間地域(標高600m前後)で栽培することにこだわり、独自に定めた栽培基準に則って栽培したものを
「銀の朏(みかづき)」のブランド名で、2013年の新米から販売をはじめました。
私たちは、大昔の農業に振り返ることを目標としており、農薬の使用を抑え、化学肥料を一切使用しない地域にあった栽培にこだわっています。
たゆまぬ努力のほか、山々が育む、ミネラル豊富な水、豊潤な大地、600m前後の高地で寒暖の差がある気候。栽培地である飛騨地域特有の風土が、大粒の“銀の朏”を、それはそれは、美味しく育てあげます。
また、収穫後はお米を籾付きの状態で保管し、可能な限り新米に近い状態でご提供できるようにしています。